人気のワインの話題や批評を解り易く解説しています。
「ビールを缶からそのまま飲む人も多いけど、それではおいしさは半減します。泡もおいしさのひとつだし、そのまま飲むと炭酸が強すぎるのです。必ず透明なグラスに注いで飲むようにしましょう。一部のビールを除いて、ビール7一泡3ぐらいが理想的な配分です」ビール用にグラスを数タイプ持っておくと楽しさはもっと広がる。「基本用に厚めのパイントグラス。余裕があれば、香りを閉じ込めて泡かせり出すチューリップ型と、香りの商いビールを楽しむ用にワイングラスのような脚付きタイプを揃えておくといいと思います。また、グラスを清潔にしておくことも、おいしく飲む秘訣。油膜や布の繊維などをつけないよう、ビールグラス用のスポンジで洗い、自然乾燥させるのがいいでしょう」
グビグビプ ハーと喉ごしの触感で語られがちなビールだが、「世界各国で造られているものだから、ビールほどその特微か幅広い飲み物はないんですよ。アルコール度ひとつとっても3S14%くらいまである。だから各ビールを五感をフルに使ってゆっくりと味わってほしいですね。白から黒までの色みを、苦みから酸っぱみまでの味を、ホップとモルトの複雑な香りを、炭酸のパチパチはじける音を・:。いろいろ試した中から、もっとも自分の好みに合う一杯を探すという楽しみもありますよ」
「とにかく何でもキンキンに冷やすのは間違い。あまり冷やしすぎると、ビール本来の味を感じられなくなります。また、ビールは種類によって適温が違うもの。日本の一般的なピルスナースタイルのビールでも7〜9℃前後で、ドイツやベルギービールなどは10〜12℃ぐらいがベストなものもある。また、グラスを凍らせるのももってのほか。溶けた水滴で味が薄まってしまいますよ。冷やすにしてもビールと同じ温度ぐらいで」
「日本の一般的なビールであるピルスナースタイルは、さっぱりしているのでもちろん夏に合います。ただ、せっかくだからそれ以外のビールも試してみたいもの。夏には軽やかで爽やかで、ちょっとした酸味があって、フルーティな香りを感じるものか合うと思う。個人的にはまず小麦を使ったビールがオススメです。具体的にはドイツのヴァイスや、ベルギーのホワイトエール、ランビックなど。また、味わい深いセゾンやペールエールなどのスタイルもいいですね」